愛媛県にある銅山跡のテーマパーク『マイントピア別子』に行ってきました。
別名“東洋のマチュピチュ”とも言われるこの場所。
人工物が自然に取り込まれていくこの感じ。。。
ラピュタを見ているようなこの感じ。。素敵です!!!
旅行本にも載っていますが、中々のB級スポットでした。人間の血と汗と涙の歴史を感じられる銅山の採掘跡を見てみませんか!?
マイントピア別子は銅山跡のテーマパーク
マイントピア別子は、別子銅山の採鉱跡を観光施設にしたテーマパークです。
採掘跡を実際に歩ける『観光坑道』や、“東洋のマチュピチュ”とも言われる『東平貯鉱庫』、他にも砂金取り体験やバーベキューやサイクリング、温泉なんかもあります。
そんな観光も体験もできちゃうマイントピア別子ですが、
大きく分けけると『端出場(はでば)エリア』と『東平(とうなる)エリア』の2つに分かれています。
それでは2つのエリアについて紹介します!
マイントピア別子 ~端出場エリア~
マイントピア別子のメインが、こちらの端出場(はでば)エリアです。
観光坑道や砂金取り体験、レストランや温泉など多くの施設がこちらにあります。
駐車場を出て、正面の建物に向かうと、大きな汽車がお出迎えしてくれました。
早速運転席に登ってみると、、、
なんだかわからないけど、ボタンがずらり。
これら1つ1つのボタンがちゃんと押せることになんだか感動しました。
押し心地良い……!
端出場エリアの地図
絶対行きたい『観光坑道』
せっかく銅山に来たからには、採掘跡を見ない手はありません!
観光坑道へは鉱山鉄道に揺られて向かいました。
(歩いて向かうこともできるみたいです。)
約5分間の鉱山トロッコ旅
マイントピア本館入口でチケットを購入し、本館2階の鉱山鉄道乗り場から出発します!
鉱山鉄道は20分に1本ありました。(毎時00分、20分、40分)
ぴかぴかですね!それもそのはず、2019年3月にトロッコ列車がリニューアルしたそう。
トンネルを抜けて、橋を渡って、、あっという間に到着でした!
いざ『観光坑道』へ
やって来ました。
すごい、初っ端から禍々しさを感じます…!どきどき
洞窟に来たって感じですね。洞窟といえば、やっぱりひんやりしています。
この時は春先だったので、外との気温差はあまりありませんでしたが、それでもやっぱり少しひんやり。
夏でもたぶん15℃くらいにしかならないのではと思います。
観光坑道は江戸ゾーン、近代ゾーン、遊学パーク体験ゾーンの3つで構成されています。
江戸ゾーンと近代ゾーンはミニチュアの人形が飾られていて、当時の凄まじい肉体労働を物語っていました。
江戸時代、常時3000人がこの銅山で暮らし、働いていたそうです。
当時はまさに人の手によって少しずつ掘り進められていたのかと思うと、本当にすごいですよね。採掘に邪魔な湧き水を24時間人の手で汲み上げていたなんて、考えられないです。
きっと当時の人はみんなムキムキだったのでしょう。ムキムキ不可避です。
近代になると、火薬やダイナマイトの使用が始まったようです。
大きな動くジオラマがありました。
その一番上には、片手をあげてくるくる回るスーツの人が…
んん…お金と権力の匂いがします。
最後は遊学パーク体験ゾーン。こちらは色々な大変をしながら学べるエリアなのですが、
まあまあ怖い!いろんな意味で!!笑
遊ぶものはあるのですが、全部ご自由にって感じです。
そして遊び方がわからないものも多数…。壊れてるのか休止中なのか、何も書かれていないし、スタッフさんもいません。自由です。笑
まあそれはぜひ行ってみて、ご自身の目で楽しんでみてください。
(唯一)楽しかったのはこれ、「削岩機」です。
スイッチを入れるとガタガタと動き出し、岩を割ります。身体持ってかれないように踏ん張るのが楽しかったです。
(ただこの後、信じられないくらい手が臭くなりました。まじ臭いです。ご注意ください)
突然ですが、「住友○○」とか「○○住友○○」なんて会社聞いたことありますよね。
何を隠そうその住友グループは、この別子銅山事業で一財を成し、今日まで成長してきたそうです。
最初に銅山に目を付けた住友さんは、まさに先見の明がありますね。
料金と営業時間
鉱山鉄道&観光坑道(税込み) 現金のみ
大人 | 中・高校生 | 3歳以上 | |
一般 | 1300円 | 900円 | 700円 |
営業時間:春休~10月 9:00~18:00 / 11月 9:00~17:00 / 12月~春休 10:00~17:00
最終受付:終了時間 1時間前
夢の一攫千金!!砂金取り体験
是非やってみたかった砂金取り体験!
でも残念ながら私の行った日は、お休みでした。。残念だよ~泣
一攫千金(公式ホームページにも書いてある)と書いていますが、
ガチのお金目的はNGらしいです。体験程度で収めましょう。笑
料金と営業時間
砂金取り体験(税込み)
中学生以上 | 3歳以上 | |
一般 | 650円 | 550円 |
営業時間:春休~11月 9:30~16:00 / 12月~春休 土日祝のみ営業
最終受付:終了の30分前
マイントピア別子へのアクセス
基本情報
住所 | 〒792-0846 愛媛県新居浜市立川707-3 |
TEL | 0897-43-1801 |
定休日 | 年中無休(2月は休業) |
URL | https://besshi.com/ |
端出場までは路線バスなども無いようですので、交通手段は、ツアーに参加するか自動車か以外にはないと思います。
駐車料金は無料です。
マイントピア別子 ~東出エリア~
本館のある端出場エリアからさらに山奥に進んだ先にあるのが、東平(とうなる)エリア。
中々に険しき道路を進んだ先にあります。
これが“東洋のマチュピチュ”だ!
そしてここにあの有名な“東洋のマチュピチュ”と呼ばれる「貯鉱庫跡」があります。
朽ちた人工物と大自然の緑が対照的で、なんだかとても切ない気持ちになります。
ん~でももうちょっと青々とした緑が欲しかったかも。暖かい時期がおススメですね。
東平エリアの地図
貯鉱庫跡のほかは、インクラインや小マンプなど駐車場周辺の施設を見学しました。
“東洋のマチュピチュ”への道路は激狭!!バスがおススメ
東平エリアは、端出場エリアから約10km車で片道30分くらいの場所にあります。
見ての通り中々の山奥ですね。
行く方法は2つあります。
- 自分の車で行く!
- 観光バスで行く!
私たちは自力で行きました。
実際にレンタルしたコンパクトカーで走ってみると…
せますぎぃぃぃぃ!!!
約10kmの道のりのうち、半分くらいはかなり道幅が狭いです。
もちろんすれ違い用の場所は各所にありますが、
すれ違う相手によってはミラーをたたんでギリギリだったりします。
車で向かった方の動画を見つけて、とても参考になったのでご紹介します。
私はビビりなのでこんな道は走れませんが、(全部旦那さん任せ)
若い初心者マークを付けた女子旅の子たちも東平の駐車場で見かけました。
この道をやってきたのか…すごい……。
地元ガイドさん付きのバスツアーもあるよ
こんな道は走れないよ…という人も安心のツアーがあります。
東平ツアー
出発時間 | 11:00、13:00 |
料金 | 大人(中学生以上)1350円、小人(3歳~小学生)750円 |
開催時期 | 3月~12月(天候や道路状況で中止あり) |
所要時間 | 2時間(往復 約1時間+観光 約1時間) |
※平日 最小催行人数5~
マイントピア別子の本館で申し込みができます。(ネット予約もできる?)
そしてこのツアーには地元のガイドさんが同行してくれるそう。
歴史もしっかり学べそうですね。
こういうわけで、東洋のマチュピチュまでの道のりはそれなりに厳しいです。
なんせマチュピチュですからね!!そんな簡単に行きません!
まとめ
そんあこんなで銅山を学び、マチュピチュに触れ、楽しい観光ができました。
- マイントピア別子は、愛媛県にある銅山跡のテーマパーク
- 派出場エリアと東平エリアの2つがあるよ!
- 派出場エリアで銅山坑道、東平エリアで東洋のマチュピチュを見よう!
- 東平エリアへの道のりは険しい。バスもあるよ!
以上、別子銅山観光のまとめでした。