こんにちは!もけ(@hako_moke2020)です。
2021年2月に恵愛病院で無事第一子を出産してきました。がしかし、自分の想像していた出産とは全然違う形になりました。
今回は無痛分娩する気満々だったのに、赤ちゃんのトラブルにより緊急帝王切開となった私の体験談を残します。
5人に1人が帝王切開の出産となっているそう。緊急事態は突然、誰にでもやってきます。
ぜひ他人ごとと思わず、帝王切開についても心の隅に置いておくことをお勧めします!
緊急帝王切開になるまで
里帰り出産のため34週から恵愛病院での検診になり、順調な妊婦生活を送っていましたが、最後の最後39週妊婦検診で問題発生。
11:15~ NST中に問題発生
39週の妊婦検診当日も体調は良好で、いつも通りに妊婦検診をしていました。
NST中おなかが張り出した時に、聞こえてくる赤ちゃんの鼓動がゆっくりになり、そしてついに機器からアラームが鳴りました。
私には特に何も痛みなどもなく、ん?何か変かな?くらいの感じでしたが、すぐに数人の看護師さん?助産師さん?が飛んできました。
「ちょっと深呼吸しようか~。」と声を掛けられ、少し長めにNSTをすることに。
12:10~ 診察
恵愛病院では妊娠後期の検診は予約ができないので、通常2時間ほど待ち時間が発生するのですが、この時はNST終了後、直接診察室に案内されました。
先生からは、
- 正産期に入っているから、もう出産しても大丈夫であること。
- 赤ちゃんから苦しいサインが出ている以上、早めに出してあげたほうが良いこと。
- 様子を見て異常がなければ、今日バルーン処置→明日無痛分娩の流れで進むこと。
- 様子を見て異常があれば、今日中に緊急帝王切開の可能性もあること。
を説明していただきました。
自分自身の体調は超良好で、このまま予定日過ぎちゃうんだろうなぁなんて思っていたので、急な展開にびっくり。
こうしてあっという間に入院が決定し、先生は夫へ状況説明の電話をしてくださいました。
12:30~ 入院手続き
まさか入院になるとは思っていなかったので、もちろん入院グッズなんて持ってきていません。実家の母に連絡し、入院バッグを持ってきてもらうことに。
入院時の提出書類も入院バッグの中だったので、もう一度記入したり、体重や血圧測ったりしました。
助産師さんに連れられての移動中、「急なことでびっくりしちゃいましたよね。」ととてもメンタルを気遣って、優しく明るく話しかけてくれました。
何でもないように振舞っていましたが、やっぱり内心は不安でいっぱい。。普通に陣痛待つつもりだったのに、心の準備ができてない。。
13:00~ LDR室へ
LDR室には、洗面台とソファがあり、天井にはモニターが付いていました。テレビが見られるのかな??ソファには、産褥ショーツやアメニティ等のプレゼントセットが置いてありました。
詳しくはこちら↓
(写真撮りまくってたけど、お部屋にはカメラが付いてるのでナースステーションから丸見えでした。当たり前かお恥ずかしい笑)
入院着にお着替え
院内着&産褥ショーツに着替えました。恵愛病院では、出産前は黄色、出産後はピンク色の入院着を着ます。
産褥パッドも、もう付けちゃって~とご指示いただいたのですが、産褥パッドがでかすぎてドン引き。
NST装着&バルーン処置
もう一度長めにNSTやるね~となり、暇なのでアマプラで映画視聴w 心を落ち着けました。
その後、先生登場でバルーン処置を行います。噂に聞いていた通り、ちょっと痛い。けど、全然大丈夫な範囲。助産師さんには、結構痛みに強いタイプね!と褒められました。
再び心拍異常のアラームが…
処置後おなかが張ってきたタイミングで、またNSTの機械から異常アラームが鳴り響きました。機械のモニターには、赤ちゃんの心拍数が表示されていますが、通常時は心拍数160の数字がみるみる下がり、40程度に。
またもや、5~6人の助産師さんたちが駆け込んできて、人生で初めて酸素マスクを装着されました。「ママ深呼吸してね~」「大丈夫だよ~」「先生連絡して」と色々な声が飛び交い、若い助産師さんだけでなく、ベテラン感あふれる助産師さんも登場してきて、なんだかバタバタの状況にまたまた不安。。
胎児徐脈で緊急帝王切開が決定
先生が再登場し、
胎児徐脈と診断され、緊急帝王切開が決定しました。
その後は、手術の説明や書類にサイン&印鑑ないので拇印したり、夫にもう一度状況説明の電話をしたりバタバタ。
このあたりで、不安が最高潮に達し、自然と涙が溢れてきてしまいました。気づいた助産師さんは、寄り添って慰めてくれました。
その後は、剃毛をしてたり、バルーン抜いたりして、手術室の準備を待ちました。
緊急帝王切開の様子
14:40~ 手術室へ
手術室の準備が完了したので、ストレッチャーへ移り、手術室へ。ドキドキ。麻酔科医の先生は明るいおばさんで、よく話しかけてくれて安心感がありました。
麻酔開始
麻酔は、体育座りのように膝を抱えて背中を丸めたところの腰のあたりに行います。おなかが大きいので、少しこの体勢きつかったです。
麻酔の痛みはほとんどなく、というか、正直あまり記憶がないので痛くなかったはず…笑
ただ、麻酔がじわ~と広がっていく感じが、すごく気持ち悪かったです。痺れてるとは違うけど、なんかとても嫌な感じでした。
しばらくすると、気持ち悪さもなくなり、麻酔がどこまで効いているかをチェックします。保冷剤みたいなものを肌に当てるのですが、触れている感じはするけど冷たさはない!
大体胸のあたりまで麻酔が効いているのを確かめて手術に入りました!
導尿も麻酔後に行われたので、全く痛くありませんでした。
手術開始
手術中の痛みは全くなく、ただ触られている感覚はある感じ。気持ち悪いといえば気持ち悪いけど、麻酔の効きはじめほどの気持ち悪さはありませんでした。
麻酔科医の先生と世間話をするほどの余裕がありました。
15:15~ 誕生
手術開始からものの5分?10分ほどで、赤ちゃん誕生!!! 帝王切開は早いとは聞いていましたが、こんなに早いとは思いませんでした。
姿を一目見せてくれて赤ちゃんはそのまま退出。一目見ただけで涙がこぼれました。
手術は生まれた後の処置の方が長かったです。でも無事に終わって良かった!
16:10~ 家族写真
手術終了後は、されるがままにストレッチャーに移してもらい、手術室を出て、待っていた夫と綺麗にしてもらった赤ちゃんと初めての家族写真を撮ってもらいました。
赤ちゃんはすぐにベビー室に戻り、私と夫は入院室へ移動し、コロナ禍でも1時間ほど夫との時間をとることができました。
まとめ
胎児徐脈で急遽帝王切開となった体験談をご紹介しました。
術後の先生のお話によると、赤ちゃんの首にへその緒が絡まってしまっていた様子。全然誰にでも起こりえるトラブルですよね。むしろNSTで苦しいアピールしてくれて良かった。。
学んだことは、出産は何が起こるか分からない!!
急な出産となりメンタルのやりどころに戸惑いました。でも、母子ともに無事に乗り越えられて本当によかったです。
どなたかの参考になれば幸いです。