こんにちは!もけ(@hako_moke2020)です。
“子供嫌い”を書いてから、あっという間に一年が経ちました。
ちなみに、こんな記事を書いた数日後に出産し、無事に息子ざう君も元気に1歳のお誕生日を迎えました。
- 子供嫌いは克服できたのか?
- 子供嫌いが初めての子育てを1年経験してみて、感じたこと
を書いてみようと思います。自分に正直に。
【出産直後】 マタニティブルーズによりメンタル死亡
妊婦時代は順風満帆そのものでした。
コロナによりリモートワークが始まり、体力的にも助かっていて、体調も超良好。
出産への不安はありつつも、このまま自然に陣痛が来て、無痛分娩で快適出産の未来しかほぼ見えていたなったのに、出産は突然やってきました。
心の準備ができていないままの突然の出産により、なんだか心ここにあらず。
そして帝王切開なめてました。産後のしんどさ半端ないです。術後翌日、ベッドから1m先のトイレに行くのに、往復20分かかりました。(マジで)
他の産婦さんはすたすた歩いているのに、私だけ点滴台を支えにしてよたよた歩く。痛いし、惨めだし、悲しくなっているところに、母子同室開始。
小っちゃくて尊いは尊いのですが、本当に心に正直に言えば、新生児可愛くは見えませんでした。産後は母性で溢れかえって可愛く見えるのかなとか期待していたのですが、そんなこともなく…。
おっぱい飲んでも泣いてるし、ミルクせっかく作ったのに飲まないし、抱き方もこれで良いのか分からなくて、ただただ泣いている子をどうしたらよいのか分からなくて、、、。
とにかく何もかもが不安で、自分の子なのに可愛くも…見えないなんて、、、、と、無事メンタルが死にました。
ママになったのに、病院スタッフから「ママ」と呼ばれることにすら、プレッシャーを感じてしまって、内心ずっと「ママって呼ばないで…」と思ってました。
入院中も退院後も、毎日訳も分からずボロボロ泣いていました。今思い出しても泣ける(泣)
【生後1~3か月】初めて可愛く見えた
里帰りから自宅に帰還するものの、メンタルは死亡していた為、保健所のサポートを最大限に受けていました。
毎日すくすく成長するざう君は、日々ムチムチになり、宇宙人から人間らしくなってきました。ふっくらしてきたざう君を見て、やっと初めて可愛いかもと思えてきました。
親族が初孫フィーバーに湧くのを冷めた目で見つつ、それでも家族が喜んでくれているのを見て、産んでよかったなあとなんとなく感じていた時期。
【生後4~8か月】笑顔に癒される
あやすと笑うようになってきてからは、やっと可愛い!と思えるようになってきました。
そして、やっと「ママ」と呼ばれることに慣れてきました。笑
【生後9~12か月】意思疎通に感動
ズリバイやらハイハイで動き回り、言葉は話さないけど、こちらの言っていることも少しだけ理解し始めている様子。
意思の疎通が少しだけできる場面が出てきて、より可愛くなってきたし、喜びを感じました。
子供嫌いは克服したのか?
赤ちゃんを可愛いと思ったことのない人生でしたが、初めての子育てを経験してみて、赤ちゃんの可愛さが少し分かってきたように思います。
薄々感じていましたが、今まではあまりにも赤ちゃんと触れ合ったことがありませんでした。街で見かけるギャン泣きの赤ちゃんしか見たことなったんです。
赤ちゃんの信じられないくらいすべすべお肌も、もちもちのお尻も、香ばしい頭の香りも、間近で感じたことはありませんでした。
ざう君の成長を365日見てきて、その尊さと愛おしさを全身で感じた結果、赤ちゃん広場で見かける他人の赤ちゃんもほんの少し可愛いと思えるようになりました。我ながら信じられませんね笑
でも、幼児はまだ苦手です。どう対応したらよいか分かりません。強い意志が出てくるとまた違いますよね…笑 だからまだ克服とは言えませんね。
初めての育児を1年間してみて
ぶっちゃけ育児しんどいです。めちゃくちゃ。
全世界のママパパをはじめ、育児している方々本当に尊敬します。。。。
ちなみに我が家は、土日祝日関係なしにワンオペ上等です。え?パパは何してるのかって?パパは自分のことで精いっぱいです。期待するのはやめました。
忙しいながらも、時々気まぐれで家族の時間を作って、お出かけに連れて行ってくれるので、満足していることにしています。←
(心身に余裕があるときは、一生懸命やってくれますが)
まぁパパのことは置いておいて、育児の何がしんどいかって、育児には正解がなくて、全ては自分にかかっているという事ですかね。
どんな絵本読んであげたら良い?どんなおもちゃで遊んであげたら良い?どうやって声掛けしてあげたら良い?どうやったらご飯の時は座って食べてくれるの?なんで食べないで投げ捨てるの…泣 なんで泣いてるの…泣etc
真面目過ぎるんだと分かってますが、真剣に向き合えば向き合うほどドツボにはまっていきます。なんせワンオペ。日本語を話せる人間がそばにいないのです。気分転換厳しい。
自分の子供が“可愛い”と思えた事に安心
最後はこれですね。
子供嫌いなのに、子供を産んで、もし可愛いと思えなかったらどうしよう…と、心配していましたが、やっぱり自分の子供は可愛かった。
もちろんイライラすることは日常茶飯事ですが、でもちゃんと愛しています。愛せています。良かった本当に。
終わりに
子供嫌いから子供を授かって子育てをはじめて、子供嫌いも多少は軽減してきたわけですが、それでも子供嫌いだった時の気持ちは忘れないでいたいです。
前回子供嫌いを投稿したときに共感の声を頂けたこと、忘れません。声には出さない・出せないけど、同じように子供を苦手に思う人は身近にもきっといるはず。
少なくとも自分の言葉で傷つけることがないようにしたいです。子供好きも子供嫌いも住みよい世界になりますように。
以上、いつも通りまとまりのない文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。